アジア不動産情報センター ARIC > タイのコラム > タイ、ひろがるネットワーク
東南アジアとアメリカとの距離が少し縮まったかもしれません。東南アジアとアメリカを結ぶ光海底ケーブルが完工したというニュースがありました。以下、newsclip.beより引用です。
日本電気(NEC)は22日、2015年3月に着工した東南アジアと米国本土を結ぶ大容量光海底ケーブル「シーユーエス」の建設が完了し、米国のRAMテレコム・インターナショナルが主導する通信6社のコンソーシアムに引き渡したと発表した。
シーユーエスはフィリピン、インドネシアからグアム、ハワイを経由して米カリフォルニア州に至る総延長約1万5000キロの光海底ケーブル。毎秒100ギガビットの最新の光波長多重伝送方式に対応し、最大容量毎秒20テラビットの伝送が可能。両地域を直接結び、今後も増加が予想される東南アジア・米国間の通信需要に対応する。
最近ではもっぱら一帯一路に関連するような中国と東南アジア諸国とのつながりばかりが目立っているなかでのこのニュース。物理的な隔たりがまた一歩解消されたことで相互的にビジネスが活性化されることが予測されます。
一方、通信に関連して同ニュースからこんな記事も。一部以下に引用します。
タイで日本人向け携帯電話サービス「ベリーモバイル」を展開するa2network (Thailand) Cは22日、タイのモバイルセキュリティ市場拡大に向け、タイ携帯電話サービス最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)と戦略提携すると発表した。
こちらは日系企業に人気の携帯電話サービスがセキュリティ強化のために現地企業と戦略提携するとのこと。インフラの供給にはその先のメンテナンスも求められるということがわかりますね。くだんのa2networkは5年以内に100万ライセンスを目標としています。
<ソース>
・「NEC、東南アジアと米国を結ぶ光海底ケーブル完工」2017.9.25
(http://www.newsclip.be/article/2017/09/26/34205.html)
・「a2network タイランドと AIS、モバイルセキュリティ分野で提携」2017.9..25
(http://www.newsclip.be/article/2017/09/26/34206.html)
ASEAN不動産研究所(あせあんふどうさんけんきゅうしょ)
ASEAN不動産研究所は将来成長していくASEANの不動産市場を調査し、
より公平で中立的な立場で情報発信する小さな研究所です。
日本の未来と密接に絡んでくるASEANというエリアを紐解き、
ASEANの不動産市場の透明化・健全化を目指し、
多くの方にASEANの素晴らしさを共有していきたいと思っています。
そして、日本とASEANを繋ぐ一助になれば、と思って立ち上げました。
ぜひASEAN不動産研究所の今後にご期待ください。
ASEAN不動産研究所 所長 田中 圭介
2019/01/24 written by ASEAN不動産研究所
さて、2年ほど前からベトナムに進出したいというお声をいただき 調査をしたり、現地に行ったり、現地企業にヒアリングしたり、と色々とやっています。 …
Read More2018/10/24 written by ASEAN不動産研究所
『好きなように生きたくて不動産投資はじめました。(鈴木優平著)』 …
Read More2018/02/13 written by ASEAN不動産研究所
カテゴリー: その他
高速バスで知られるウィラーとベトナム最大手のタクシー会社のマイリングループが新会社を設立。1月にホーチミンで開業式がひらかれました。 …
Read More