アジア不動産情報センター ARIC > タイのコラム > 第10回 今が狙い目!タイの不動産が動いています。
タイの不動産について話します。
日本ではほとんど報道されていませんが、実は2015年10月29日から不動産登記税が一定期間やすくなっています。
知っていましたか?
って、絶対知らないと思いますが。。。
私も現地不動産会社様、デベロッパー様から聞いて知った次第です。
内容は以下の通り。
《不動産取引の活性化に向けた時限的減税》
■ 不動産登記税:通常2%→0.02%
■ 期間:2015年10月29日〜2016年4月28日(半年間)
となります。
通常、物件を登記する時にかかるお金は「売主1%」、「買主1%」で按分することが通例です。
で、この金額が100分の1になると。
1,000万円の物件だとしても本来10万円の登記税だったものが1,000円になります。
プレビルドの物件は引き渡し時が条件なので、あまり意味ないですが、建設済み物件、中古物件を購入される人はお得です。
これが例えば1億円の物件を買いました、となれば、登記するだけで100万円かかっていたのが1万円になっているわけです。
そして、今現在・・・・
そりゃ、タイ人の富裕層がゴリゴリ買っています。
そこまで大きなお金ではないかもしれませんが、どうせ買うならこの時期に、ということで中古物件の動きが非常に激しくなってきています。
弊社の会員様も物件購入を悩んでいたら、即効でタイ人が手付けを入れて買えなかったそうです。
国が煽っているような気がしなくもないですが、まだまだタイのコンドミニアム市場は元気です。
今ならお買い得、というのは正しいかもしれませんね。
とはいえ、焦って買うようなものではありません。
きちんと戦略を練って購入してくださいね。
田中圭介(たなかけいすけ)
株式会社エイリック 代表取締役 兼 ASEAN不動産研究所所長 1979年兵庫県生まれ、関西学院大学経済学部卒。 新卒で外資系製薬メーカー入社後、出版社を立ち上げる。 その後、大手不動産ポータルサイト『HOME'S』で営業責任者を5年以上歴任。 2011年タイにて現地法人の立ち上げ、現地不動産ポータルサイトを立ち上げた経験を持つ。 在タイ時代から数多くの人脈を持ち、ASEAN各国を駆けずり回る。 現場主義を信条とし、自身の経験や知識を元に投資家や企業のサポートを行う。 主な著書に「ASEAN不動産投資の教科書」「新入社員論(文芸社)」など3冊。 2015年より現職。
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