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アジア不動産情報センター ARIC >  シンガポールのコラム >  配車アプリに自動運転。シンガポールの自動車事情が変わる?

カテゴリー: 企業の海外進出 社会問題 その他 投資全般 資金調達

2017/07/27

配車アプリに自動運転。シンガポールの自動車事情が変わる?

ソフトバンクがシンガポールの配車アプリに最大20億ドルの増資を行うと先日日本経済新聞が報じました。

出資先はグラブ・タクシー・ホールディングス。
シンガポールコック内の配車アプリを取り扱っており、東南アジアなどを拠点に7か国、
65都市でサービスを展開しており東南アジアにおいては米国のウーバーテクノロジーズと肩を並べる
二台巨塔のひとつ。

今後も配車アプリの質とエリアはますます向上・拡大していくことが予想されます。

一方、この2社の参入で打撃を受けているのはタクシー会社。
陸運庁によると2017年6月末のタクシーの台数は約2.5万台。
2008年以来の低水準で過去最多を記録した3年前と比較すれば10.6%の減少とのこと。

運賃の発生しない流しのタクシーは5月時点で全体の9.1%と前年の約2倍。
廃業を余儀なくされるタクシー運転手も少なくありません。

また、自動運転技術の発達も今後この状況を後押しすることになるかもしれません。
自動運転技術は各社こぞって力を注いでおり、
特に米国での開発が盛んでグーグル傘下のWaymoなどが主導権を握ろうとしていますが、
シンガポール企業のnuTonomがこの競争に肩を並べ始めました。

仮に同社が優れた技術の開発に成功したとして、シンガポールの企業だからといって
必ずしも真っ先にシンガポールで自動運転が普及するとは限りませんが、
そうなった場合は必ずその技術は祖国へUターンすることになるでしょう。

そうなった場合、シンガポール国内での移動はより快適になることは間違いないですが、
タクシー業界が打撃を受けることは避けられないかもしれませんね。

テクノロジーの進歩に期待と夢は膨らみますが、
それに対して既存のサービスがどのように対抗して生き残るのか。
あるいは生き残ることを諦めまた別のフィールドで戦うのか。
各社ともに頑張って欲しいですね。

 

画像引用元
http://jp.reuters.com/article/baidu-uber-idJPKBN0JV0IB20141217

ソース
・「ソフトバンク、シンガポール配車アプリに出資」日本経済新聞 2017.7.15
(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC15H1D_V10C17A7NNE000/)
・「タクシー台数が減少、配車アプリの参入が原因」AsiaXニュース 2017.7.18
(http://www.asiax.biz/news/43856/)
・シンガポールの自動運転企業nuTonomyが語る「ローカライズ」という課題 Forbes Japan 2017.7.13
(https://forbesjapan.com/articles/detail/16934)

ASEAN不動産研究所

ASEAN不動産研究所(あせあんふどうさんけんきゅうしょ)

 

ASEAN不動産研究所は将来成長していくASEANの不動産市場を調査し、

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           ASEAN不動産研究所 所長      田中 圭介 

 

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