アジア不動産情報センター ARIC > フィリピンのコラム > 三井不動産レジがフィリピン進出決定!
先月発表されていましたが、三井不動産レジデンシャルさんが、フィリピンでメトロマニラ(東京23区にあたります)のケソン市で商業施設併設の1,700戸の分譲住宅の大規模複合開発を行うとのこと。
フィリピン推しのわたしとしては、日系大手デベロッパー(それも三井不動産さんが!)が進出されるということに、とてもうれしく思います。
マカティ市やタギグ市BGCの開発分譲案件が落ち着いてきましたので、わたしも案件の視察で最近はケソン市によく行くようになりましたが、もともと首都だった場所ですので、現地の人にとってはとても人気のあるエリアです。
官公庁、大学、テレビ局など多くの公共関係施設が立ち並んでいます。
そういうエリアに目をつけるところは素晴らしいです。
そして、JVの相手がフィリピンでも名門のロペス財閥系のロックウェルランドということですから、さすがです。
不動産開発の規模ではフィリピンで圧倒的最大手のアヤラ財閥は三菱商事さんと長年組んでいますし、その他にも日系の触手が伸びていることは知っていましたが、三井不動産のブランドに見合う会社として、現地でとても人気の高いロックウェルランドは本当に最適なパートナーだと思います。
ロックウェルランドがマカティ市北部の発電所跡地に複合開発したロックウェルというエリアがありまして、わたしも訪問の際はこのエリアのホテルによく宿泊しています。
ゲートシティになっていて女性が夜に一人歩きできるくらい安全で、かつ街の掃除も行き届いていますし、エリアの真ん中のパワープラントモールもとても便利なのです。
そういった実績、物件のクオリティだけでなく管理力も見込まれてのことだと思います。
というわけで、完成を心待ちにしています。
●三井不動産レジデンシャル|プレスリリース情報
長友佑樹(ながともゆうき)
株式会社エイリック 取締役・ファウンダー
2001年 早稲田大学商学部卒。人材総合サービス業で営業職、インターネット専業広告代理店でWEBディレクター職を経て、不動産ポータルサイト『HOME'S』運営 株式会社ネクストに転職し、WEBプロデューサー職などを歴任。2012年、不動産業界に特化してWEBマーケティングを支援する株式会社マーサリー設立。
2013年に株式会社エイリックを設立し、ASEAN不動産メディア事業『アジア不動産情報センター|ARIC』を立ち上げる。2015年より取締役。
タイ・バンコクの物件では賃料発生中、一度日本での納税を終えました。フィリピン・マニラのプレビルド物件はダウンペイメントで支払い中。なるべく投資家目線で情報発信をしたいと思います。
2018/07/11 written by 長友佑樹
カテゴリー: 不動産関連
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