フィリピンの人口は2013年に1億人を超え、数年以内に日本を抜くと言われています。公用語はタガログ語と英語。国民の9割が英語を話すフィリピン人の英語力に着目した外国企業の進出が相次ぎ、駐在員が増加、都心の高級コンドミニアムの空室率は5％以下。「Overseas Filipino Workers」とも呼ばれる出稼ぎ労働者は常時1,000万人以上で、人口の1割以上。出稼ぎ労働者は景気の良い国に移って働くため、世界>経済の変調にも左右されにくく、出稼ぎ労働者からの送金額はリーマンショック後も順調に伸びています。2011年は201億ドルと大台を初めて突破、2012年も前年から6.3％伸びて214億USドル（約2兆円）。家族の絆が強い国民性から、残された家族のために都心の高級コンドミニアムを購入・賃貸する例も多く、出稼ぎ労働者からの送金はフィリピン不動産に新たな需要を生み出す要因のひとつになっています。