アジア不動産情報センター ARIC > ミャンマー のコラム > ミャンマー、金融産業などの成長に意欲
東南アジアの中でも特に経済成長が著しいミャンマーですが、こんなニュースが飛び込んできました。
以下、ミャンマーニュースより引用です。
ミャンマーのミン・スエ副大統領、世界銀行ビジネスランキングの目標を発表
170位から100位以内へ大幅上昇を目指す
ミャンマーのミン・スエ副大統領は、今後3年間で、
世界銀行のビジネス環境ランキングのトップ100に入りたいとの意向を示している。
ミン・スエ副大統領は、ミャンマー商工会議所連盟で行われた、
民間セクター開発委員会と起業家との定期会議において、
「ミャンマーが現在の170位から100位内に上がるためには、
多くの外国投資が国に流入するよう、一層の努力が必要である。」と述べた。
ビジネス環境ランキングは、「起業」「建設許可の取り扱い」「電力取得」「財産の登録」
「クレジットの取得」「投資家の保護」「税金の支払い」「外国との取り引き」
「契約の履行」「破産の解決」という10個のサブ指数の平均からなる。
一方で、こちらも同紙が報じているものですが、
今年4月から7月までのミャンマーの農産物輸出額は約9.5億ドルと前年より0.5億ドル減額しています。
天候や病害によるリスクに左右されている面も少なくないが、
コストの高さなどから海外市場で太刀打ちすることが出来ないことも
農業の輸出額減額の原因なのではないかと考えられます。
他産業に成長の兆しがあるとはいえ農業が現在のミャンマーの主要な産業であることは間違いなく、
多くの国民が従事する農業を衰退させるわけにはいきません。
政府は農家に対して革新的な技術の提供と、十分な額の融資を今後検討しており、
新たな産業と既存の農業両面での成長戦略を計画し、
したたかに次なる飛躍のための屈伸をしているといった様子です。
<画像引用元>
https://www.myanmar-news.asia/news_bNfsocwN0Y.html
<ソース>
・「ミャンマーのミン・スエ副大統領、世界銀行ビジネスランキングの目標を発表」ミャンマーニュース 2017.7.29
(https://www.myanmar-news.asia/news_bNfsocwN0Y.html)
・「ミャンマーの農業に革命を起こす最先端技術」 同 2016.12.28
(https://www.myanmar-news.asia/news_bv4BxjRcM6.html)
・「ミャンマー農業部門、輸出額が昨年度より減少」同 2017.8.1
(https://www.myanmar-news.asia/news_bNKGZ7QHZW.html)
・ミャンマー少額金融 担保は「よりよい未来」 日本経済新聞 2017.8.1
(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO1928288026072017970M00/)
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