アジア不動産情報センター ARIC > その他のコラム > 国際送金の新たなインフラ
みなさんこんにちは
斎京です。
今日は、リップル(XRP)についてです。
そもそもリップルとは?
リップルは2014年にカナダのウェブ開発者 Ryan Fugger によって開始され、
Ripple Inc. という会社によって開発されている中央集権型のプロジェックトです。
ビットコインのような非中央集権型の通貨ではなく、リップル社による中央集権型の通貨です。
通貨単位:XRP
発行上限:1,000億XRP
この発行数のうち630億XRPは現在リップル社が保有しており、
残りが市場に出回っている状態です。
この数字を見ると、リップル社が保有しているXRPが大量に市場に売られたら
大暴落が起こるのではという懸念がありましたが、
つい先日(12月8日)にリップル社が保有しているXRPのうち
90%の550億XRPをロックアップ(預託)したという公式発表がありました。
これによって市場に出回るXRPのバランスを取り、
投資家が懸念していた大量売却も自ら出来ないような状態にしたわけですね。
リップルの目的は「価値のインターネット」を実現すること
仮想通貨と一言で言っても、その通貨ごとに目的や性質は様々で、
例えばこのリップルは「国際送金」という分野にフォーカスしたプロジェクトです。
日本円 ⇒ XRP ⇒ ドル
※橋渡しの役割から「ブリッジ通貨」と呼ばれています。
従来の、国際送金では、送金に日数がかかることや、手数料が高いことが問題でした。
これに対しリップルでは、即座に、かつ低い手数料で国際送金を行うことができます。
1取引にかかる時間をビットコインと比べても、XRPの送金処理スピードは桁違いのわずか4秒です。
またリップルはGoogleが出資しているほか、国内では、
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行を含む
約60行の金融機関が続々と Ripple の採用を表明し、大きな注目を集めています。
最近ではアメックスが提携した事でもニュースになりましたね。
と、このように大手の企業や金融機関との提携を着実に進めているリップルですが、
短期の投機目線で見ると、これだけのニュースがありながらも
2017年春の暴騰以降は地味な価格推移で行ったり来たりを繰り返してました。
とはいえ、そのような状況にもめげない根強いリップル支持者も多く、
なにやらこれからまた大手との提携の発表もいくつか控えていたりなど、
これから中長期で非常に期待ができる通貨ではないかと思っています。
ここでは書ききれないほど深い内容がたくさんありますので、
リップルについて興味を持った方は是非、ご自身で深掘りしてみてください。
リップルに限らず、仮想通貨は実際にビジョンや特徴を知った上で投資する事で
より面白さが増しますよね。
最近は仮想通貨の口座開設数が今まで以上に増加しているとか、
これから年末年始にかけてますます盛り上がっていきそうです。
僕も必死に追いかけていこうと思います。
それではまた次回!
斎京 しょうご(さいきょう しょうご)
エイリック提携ライター
主に暗号通貨(仮想通貨)に関する記事を書いていきます。
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自身の投資状況や暗号通貨のニュースを投資家目線でお届けします。
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