売却の手引き
ASEAN不動産を売却する基礎知識
売却の流れについて
所有している海外の物件を売却・転売をしようと思ったら、現地のマーケットプライスを確認し、現地の不動産会社に相談しましょう。
日本でも同様ですが、複数の不動産会社に聞くと良いと思います。
そして不動産会社と相談をして、売却希望価格を決めます。
売却希望価格が決まれば、不動産会社と一緒に売却・転売先を探すという流れになります。
この時に注意して欲しいのは2点。
- 1.不動産会社はパートナーであり、一緒に売却を手伝ってくれるサポーターです。信頼関係をきちんと築き、手数料など双方がきちんと納得できる形で売却活動を進めてください(必要であれば契約書を交わしたほうが良いと思います)。
- 2.市場価格が伸びていると言っても、すべての物件が値上がっているわけではありません。また、収益性の高いコンドミニアムであっても、同時に複数の戸数が売りに出されると、価格競争が起きてダンピングされてしまうリスクがあります。売却のタイミングは、必ず現地に詳しい専門家の意見を聞きながら見極めるようにしてください。
この際、竣工前(登記前)と竣工後(登記後)で手続きが少し異なります。
これは国ごとによっても違いますので、必ず確認が必要です。
無事手続きも終わり、入金されれば売却完了です。
もちろん、実際の取引では上記のように簡単にいく事は珍しく、株などの金融資産と違って流動性は低いので、それを見越した上で、売却する場合は計画的に取引を進めていく事をお勧めします。