アジア不動産情報センター ARIC > ベトナムのコラム > 第52回 ベトナムへの直接投資は日本が1番に。
《時事通信社記事より》
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【ハノイ時事】ベトナム計画投資省外国投資庁(FIA)が集計した今年初めから7月20日までの外国企業の直接投資(FDI)状況によると、投資認可額は前年同期比4.6%増の229億4400万ドルとなった。国・地域別では、首都ハノイで先端技術活用・環境配慮型都市を造る「スマートシティー」計画などが寄与し、日本が首位を保った。以下、韓国、シンガポール、英領バージン諸島、香港の順だった。
業種別に見ると、製造・加工業が全体の4割と主力を占める構図は変わらないものの、それに続くのは不動産で、投資認可額のほぼ4分の1に達した。ハノイやホーチミン市を中心に、不動産取引や開発事業が盛んな現状を象徴している。3位は卸・小売りで、所得水準の向上や生活様式の変化を反映した形だ。
直轄市・省別で認可額が最も多かったのはハノイ。ホーチミン市、バリアブンタウ省、ハイフォン市、トゥアティエンフエ省が続いた。
主な大型案件はハノイのスマートシティーのほか、韓国・暁星グループの石油化学関連施設(バリアブンタウ省)、シンガポール企業のリゾート開発追加投資(トゥアティエンフエ省)など。
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*https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072700847&g=intより引用
ハノイを中心に2018年1月〜7月で日本の投資が一番多かったとの記事です。
製造業が多く占めている投資ですが、それに続くのが不動産ということでこのFDIは許認可系なので個人投資家の数字は加味されていませんが、それでもベトナムへの投資は多いですね。
それだけベトナムへの期待が大きい証拠だと思います。
ベトナムへの投資が多いということは、単純に投資だけではなく人も行くわけであり、
タイのバンコクほどではありませんが、日本人も急増すると思われます。
必然的に住居の確保もこれからは急ピッチで進んでくることでしょう。
日本の投資がどこまでベトナムに影響を与えるか見ものです。
ASEAN不動産研究所(あせあんふどうさんけんきゅうしょ)
ASEAN不動産研究所は将来成長していくASEANの不動産市場を調査し、
より公平で中立的な立場で情報発信する小さな研究所です。
日本の未来と密接に絡んでくるASEANというエリアを紐解き、
ASEANの不動産市場の透明化・健全化を目指し、
多くの方にASEANの素晴らしさを共有していきたいと思っています。
そして、日本とASEANを繋ぐ一助になれば、と思って立ち上げました。
ぜひASEAN不動産研究所の今後にご期待ください。
ASEAN不動産研究所 所長 田中 圭介
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