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カテゴリー: 企業の海外進出 グルメ 生活情報 その他

2017/08/07

ハンバーガーで見るベトナムの経済

英国の経済専門誌The Economistが2017年7月の「ビッグマック指数」を発表し、
ベトナムドンは50.2%過小評価されているとのことを、ベトナムニュースが報じました。

「ビッグマック指数」とは同誌が1986年に提唱した指数で、各国の経済力を測るためのものです。
マクドナルドの品質は全世界でほとんど均一に保たれているため、
ビッグマックを基準として比較することが経済力の比較に繋がるのだとか。

米ドルに対して50.2%の過小評価で、前回2017年1月は47.5%。更に差が広がっているようです。

世界の経済の指標、といっては大袈裟かもしれませんが全国的に展開しているマクドナルドですが、
ベトナム国内では少々肩身が狭いようです。

3年前の2014年、ホーチミン市にマクドナルドのベトナム1号店がオープンしましたが、
その後国内の店舗数はたったの15店。

当初の計画では1年ごとに10店舗ずつ展開し、
2024年には100店舗まで拡大する予定でしたが、2017年現在は目標の50%しか達成できていません。

“専門家は、外資ファストフードが苦戦する原因として、
国内外のファストフード各社との競争激化や運営コスト高に加え、
ベトナムの消費者は価格の高いハンバーガーよりも地元に根付き安価で親しみのあるサンドイッチ
「バインミー」を好む傾向があると指摘した。”

とのことです。

同じアジアでもベトナムの人たちにとって私たち日本人ほどハンバーガーというものにありがたみ、
特別感はないのかもしれません。

他社外資ファストフード店も同様に苦戦を強いられているらしく、
2012年にベトナムに店舗を構え始めた米バーガーキングの売れ行きも決して好調とは言えず
閉店する店舗も。

こうした背景を踏まえるとビッグマック指数が低いのは一概にベトナムの経済力のみの問題ではなく
ハンバーガーそのものの需要が低いからでは、という疑問も隠せませんが
少なくとも米外資が注目し出店する程度の賑わいは見せていることは間違いありません。

最近では日本からもラーメン一風堂でお馴染みの力の源ホールディングスが
ベトナムへの出店を発表しました。
「串家物語」などで知られるフジオフードシステムも同ブランドのほか
「つるまる」「えびのや」などの出店が決まっており。
1号店の出店予定は今年7月頃となっています。

外食産業に新たな広がりを見せるベトナム。
ベトナムの舌が歓迎するのは果たしてどの味なのでしょうか。
今後も各店舗生き残りをかけた戦いは終わりそうにありません。

 

 

画像引用元
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170719/mcb1707190500007-n1.htm

ソース
・「ビッグマック指数、ベトナムドンは50.2%過小評価」 ベトナムニュース 2017.7.18
(http://www.viet-jo.com/news/economy/170717160954-pic1.html)
・「マックもバーガーキングも… 外資ファストフード、ベトナムでなぜ苦戦」SankeiBiz 2017.7.19
(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170719/mcb1707190500007-n1.htm)

・ラーメン「一風堂」の力の源、ベトナムに出店 nwesclip.be 2017. 7. 16
(http://www.newsclip.be/article/2017/07/16/33581.html)

・「串家物語」などベトナム出店へ、フジオフードシステムが地場と契約 newsclip.be 2017.3.28
(http://www.viet-jo.com/news/nikkei/170327062519.html)

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