アジア不動産情報センター ARIC > カンボジアのコラム > カンボジア、さらなる中国人観光客の流入を狙うか
秋といえば、中国の国慶節。今年はなんと8連休になっているのだとか。旅行する中国人の方も少なくないはずです。今回はそんな中国人の旅行に関するニュース。
Record Chinaによりますと、カンボジア観光省は「今年、カンボジアを訪問する中国人観光客は少なくとも延べ100万人に達し、2020年には200万人に達するだろう」との見方を示したとのことです。以下、一部引用です。
在カンボジア中国大使館の左文星・政務参事官は挨拶の中で、「中国とカンボジアは、観光や関連分野の協力を強化し続けている。中国は、『一帯一路』(the Belt and Road)の協同建設を契機として、カンボジアと政策面の意志疎通を強化し、『一帯一路』をめぐり協力し、観光を発展させることを望んでいる。そして、効果的な観光連携メカニズムの構築に取り組み、同分野の共同PRを積極的に展開し、同分野の発展推進のための基礎を作り、カンボジアの発展や中国とカンボジアの友好のために積極的な貢献をすることを望んでいる」と語った。
春節や国慶節はもはや観光事業において無視できない存在となって久しいですね。「爆買い」という言葉はもうあまり目にすることはありませんが、とはいえ日本国内でも中国人観光客を見ない日はありません。
しかし先日中国にて発表された中国人の旅行先人気ランキングでトップを飾ったのはタイ。日本は2位という結果に。3位はアメリカ、4位はシンガポール。ベトナムが7位にランクインし10位はベトナム。残念ながらこのトップテンにはカンボジアは入りませんでしたが、今後浮上してくるかもしれません。
<ソース>
・カンボジアの今年の中国人観光客は100万人超 20年には200万人か 2017.11.02
Record China
http://www.recordchina.co.jp/b195823-s10-c30.html
・国慶節の中国人の海外旅行先、日本とタイが激しい首位争い 昨年1位の韓国はトップ10にも入らず 2017.09.04
ASEAN不動産研究所(あせあんふどうさんけんきゅうしょ)
ASEAN不動産研究所は将来成長していくASEANの不動産市場を調査し、
より公平で中立的な立場で情報発信する小さな研究所です。
日本の未来と密接に絡んでくるASEANというエリアを紐解き、
ASEANの不動産市場の透明化・健全化を目指し、
多くの方にASEANの素晴らしさを共有していきたいと思っています。
そして、日本とASEANを繋ぐ一助になれば、と思って立ち上げました。
ぜひASEAN不動産研究所の今後にご期待ください。
ASEAN不動産研究所 所長 田中 圭介
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