アジア不動産情報センター ARIC > カンボジアのコラム > 第38回 プノンペン視察 前編
ARIC田中です。
さて、私は今カンボジアはプノンペンに来ています。
成長著しい国ですね。
平均年齢24歳、悲しい歴史を乗り越えて経済成長率7%以上を誇っています。
今回はコンドミニアムから土地の調査まで相場を色々と調べてきました。
そして2009年、2014年、2017年と恐ろしいくらいに伸びている状況です。
とにかく伸び率が半端ない。
具体的に。。。
ボンケンコンと言われる高級住宅街。
こちら2009年時点で、土地の値段は平米当たりだいたい2,000〜2,500USDでした。2014年に3,000〜3,500USD、そして2017年現在、なんと平米当たり6,000〜7,000USD!!!
まさか、ですよ。私は2014年にプノンペンに訪れていたので、その頃から2倍になっています。
ちなみに一番高いのはダイヤモンドアイランドと呼ばれるエリア。平米単価、まさかの10,000USD以上(まぁ、売ってるところはほとんどありませんのであくまで参考程度に、ですけども)。坪330万円ですよ、ビビりました。。。
と、まぁこのように中心地がやたらめったらと値上がっているので、おのずと郊外に伸びています。
その郊外、プノンペン中心部の北側になるのですが、ここにイオン2号店ができます。来年オープン予定ですが、この近辺が現在急速に値上がりしています。同時に周辺にはマクロ(タイのスーパーマーケット)もできて、まさに副都心が形成されようとしています。
この辺りの相場は、、、内緒としておきます(笑)
なんかむちゃくちゃです。そんなに需要があるの?という話ですが、現在首都プノンペンへの人口流入が止まらない状況ですので、将来的にはありうると思います。
一説によると現在のプノンペンの人口は約250万人(大阪市と同等)、人口流入が増えて5年後には400万人近くまで行くのではないか?とまで言われています。
いやはや、おそろしや。
ここでは書ききれないので改めて次回後編にて。
田中圭介(たなかけいすけ)
株式会社エイリック 代表取締役 兼 ASEAN不動産研究所所長 1979年兵庫県生まれ、関西学院大学経済学部卒。 新卒で外資系製薬メーカー入社後、出版社を立ち上げる。 その後、大手不動産ポータルサイト『HOME'S』で営業責任者を5年以上歴任。 2011年タイにて現地法人の立ち上げ、現地不動産ポータルサイトを立ち上げた経験を持つ。 在タイ時代から数多くの人脈を持ち、ASEAN各国を駆けずり回る。 現場主義を信条とし、自身の経験や知識を元に投資家や企業のサポートを行う。 主な著書に「ASEAN不動産投資の教科書」「新入社員論(文芸社)」など3冊。 2015年より現職。
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